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SS工事のスペシャリストとして

SS工事のスペシャリストとして

佐藤:本日は、私たちがお客様の夢を支えるための「技術」について伺っていきます。
まずはA工事長の普段のお仕事、そしてA工事長の考えるSS工事の特徴を教えてください。

工事部 A工事長:私はSS工事の担当をしており、全国各地のSSを回っています。
若い頃からSS工事専門の(大村技建とは別の)会社にいたので、本当にこの道一本ですね。
SS工事の特徴ですか。
ガソリンスタンド工事の特徴というか、宇佐美グループSS工事の特徴に近いのですが、特に “大型トラックステーション” に関する技術が重要ということですかね。

佐藤:そうですね、宇佐美といえば “トラックステーション” ですね。
通常のスタンドとは何が大きく異なるんでしょうか?

工事部 A工事長:トラックは背が “高い”、そして “重い” んです。この “高い・重い” 故の特徴があります。
通常のキャノピー(給油エリアの屋根)では大型トラックは入れませんし、通常の土間(コンクリートの地盤)では荷重に耐えきれず割れてきてしまいます。
もちろん動線も重要で、長いトラックが問題なく曲がれるだけのスペースも要りますよね。

佐藤:なるほど、設計段階から特殊な要素が盛り盛りな感じですね。

工事部 A工事長:実は大村技建のSS工事は、レイアウト作成、その土地に合ったニーズの提案から始まります。
通常そこは設計会社が担う部分ですが、当社は “宇佐美グループの建設会社” という役割が強いため、その「提案」というプロセスからガッツリ関わっているんです。
車が曲がれる曲がれないといった目に見えるところから、強度や構造といった目に見えないところ、更には消防申請や地域の条例をはじめとした様々なルールを気にする必要があります。
複雑な施設なので、求められる知識も多岐に渡ります。
こういった内容のアドバイスができることも、提案の段階では重要になってきますね。

佐藤:もちろん設計事務所さんもいらっしゃいますが、たしかに通常の建築に比べると施工会社の占めるウエイトが大きいような印象ですね。

工事部 A工事長:ええ、地域やお客様のニーズに合った施設を考えながら、それを1年間かけて具体的にカタチにしていく、そしてカタチ(設計図)ができたものを実際に建てる。
ここの “建てる” というプロセスも、建設業の中でも特に専門性が高いと感じています。
狭い現場でタンクを入れたりとか、キャノピーを建てたりとか、油配管や土間の勾配を確認したりだとか、、、特に土間はクラック(ヒビ割れ)が入らない工夫も重要ですしね。

佐藤:そうですね、設計はもちろんですが、施工面でもかなりの専門性が求められますよね。

工事部 A工事長:ただ建物を建てるのではなく、先程もお話しした消防申請に絡む施工技術を含め、通常の建物を建てるときには気にしなくて済むポイントにも注意する必要があります。
あの狭い敷地の中で、建築工事に限らず、油設工事や土木工事に近いことまでを複合的に考える必要のある工事ですから。
特殊特殊と言っても、私は普通の建設工事を知らないので比べられないんですけどね(笑)

佐藤:この道一本ですもんね(笑)
SS工事では工期が短いという課題もよく耳にしますが、実際はどうなんでしょうか?

工事部 A工事長:工期もSS工事の難しい要素のひとつですね。はじめてSS工事を請け負った建設会社では、問題なく工期に間に合わせるのはほぼ不可能なんじゃないかと思います。実際に過去、当たり前のように「間に合いません」って言ってきた建設会社さんも複数いましたから。
工事の全体の流れとしては、給油タンクを入れて、基礎、鉄骨建方、油配管、土間コン打設、最後に仕上げ。それぞれの工事を切り取って見れば、それぞれの専門業者さんなら施工できるとは思いますが、このまとまったことを “SS工事” として決められた予算と工期の中で行なう、これが監督業務なんだと思いますね。

佐藤:膨大な知識と経験があるからこそ、スムーズに工事が進むんですね。

工事部 A工事長:普通は設計事務所の描いた図面通りに(多少の変更はあるものの)施工していくのが建設会社ですが、SS工事はそうはいきません。現場担当者がお客様からの相談を聞きながら、臨機応変に対応していくことも多く求められます。
場合によっては営業しているSSの一区画を工事したり、工期が急に伸びたり縮んだり。
そういった中でお客様と直接会話をする機会が多いことも、一般建築の現場監督との違いなのではないかと思います。

佐藤:そういったことを約30年続けてきて、SS工事に特化した技術と知識を備えた現場担当者が直接お客様と関わりながら工事を進めていく、まさに「お客様に寄り添う工事」ですね。
日本のSS業界を支える一柱として、これからもよろしくお願いします!
本日はありがとうございました。

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